ルイス・ハミルトンのスポークスマンは、ハミルトンがレッドブルやフェラーリと交渉しているという報道を否定した。
カナダGPの夜、ハミルトンがレッドブルを訪れ、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーと約15分にわたり話をしたことから、将来の移籍の話をしていたとの推測が持ち上がっている。
一方、The Mirror紙の報道としてF1SAが伝えたところによると、ハミルトンはフェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリのところにも立ち寄ったという。
しかしハミルトンのマネジメントを担当するサイモン・フュラーのXIXエンターテインメント社のスポークスマンは、14日、これらの報道を否定した。
「レッドブルやフェラーリとの間で交渉など行っていないと断言できる。実際誰とも行っていない」
「交渉を始める場合は、最初にマクラーレンのところに行くだろう。ルイスはマクラーレンに満足しており、この選手権で大きな役割を果たせると今も非常にポジティブに考えている」
実際にはハミルトン自身がレッドブルとの話し合いを求め、チームのサーキットオフィスに立ち寄り、ケータリングスタッフに、ホーナーの居場所を尋ねたといわれている。
元マクラーレンドライバーで、その後レッドブルに移籍したデイビッド・クルサードは、ハミルトンがマクラーレンを離れるのは彼にとっていいことかもしれないと、Telegraphのコラムにおいて記している。
「この10年、マクラーレンで育った彼にとって、あらゆる関係において感情的なしこりが生じるのは避けがたい。その重荷を下ろすことが彼にとっては必要なのかもしれない」