フランスのレーシングチーム、TDSレーシングが2011年にオレカ03シャシーにニッサン/ニスモが投入するLMP2用エンジン、VK45DEを組み合わせて2011年のル・マン・シリーズ(LMS)とル・マン24時間に挑戦することとなった。
TDSレーシングはこれまでルノー・メガーヌトロフィーなどに参戦してきたチーム。今季は新たにオレカ/ニッサンという組み合わせでLMP2クラスに臨むこととなった。
チームはLMSに5戦、そしてル・マン24時間に挑戦する予定で、ドライバーには2010年に同チームからメガーヌトロフィーを戦ったピエール・ティリエとフォーミュラ・ル・マンに参戦していたマティアス・ベッシェが決定。もうひとりについてはまだ決定していないという。
スーパーGT500クラスで2009年までGT-Rに搭載されていたVK45DEエンジンをLMP2規則に合わせて一部仕様変更して投入される予定のニッサン/ニスモのVK45DEエンジンは、すでにグリーブス・モータースポーツ(チーム・リュイッヒラディッチから名称変更)に供給されることが決定しており、今回のTDSで2チームめとなる。