6月16〜17日に決勝レースが行われるル・マン24時間耐久レースに、グリーブス・モータースポーツのザイテックZ11SN・ニッサンで参戦する元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、LMP2クラスの戦いが予想以上に厳しいものになりそうだと語っている。
F1時代はティレルやブラバム、リジェなどで活躍したブランドルは、ル・マンでも多数の経験をもち、1987年〜1990年にはジャガーで活躍。1990年にはXJR-12を駆り優勝を飾っている。F1引退後もニッサンやトヨタのステアリングを駆り、ル・マンに挑んだ。
そんなブランドルは現在、スカイスポーツでF1の解説を務めているが、今季のル・マンにグリーブス・モータースポーツから参戦することに。ブランドルは息子のアレックス・ブランドル、そしてゲーム出身のルーカス・オルドネスという異色のトリオでザイテック・ニッサンを駆ることになる。
6月3日にサルト・サーキットを舞台に行われたテストデーに参加したブランドルは、ドライブを終えた後、LMP2クラスのレベルの高さに驚いたと語っている。
「最初は、LMP2がどれくらいのレベルかを確認したんだよ。我々もペースは良かったけど、LMP2はいいドライバーにいいマシンがたくさん揃っているね。P2は目に見えないところで変わっているよ。表彰台圏内でレースを終えることは、最初に想像していたよりもずっと難しそうだ。すごくコンペティティブだよ」とブランドル。
「競争の激しさは、僕が戦っていた1980年代後半のグループC時代を思い出させるよ。今年のエントリーリストを眺めてみると、僕がジャガーで戦っていた頃よりも直接的なライバルが多いように思える」
ブランドル組のザイテック・ニッサンは、テストデーを8番手で終えることになったが、ブランドルはテストデーを「少し用心しすぎたね」と振り返っている。
