今季WEC世界耐久選手権に参戦しているペスカローロは、新しいLMP1マシンの投入をWEC第2戦スパからル・マン24時間に延期することが明らかにされた。
スポーツカー界のレジェンドであるアンリ・ペスカローロ率いるペスカローロ・チームは、今季に向けて童夢と組み童夢S102.5・ジャッドを走らせるとともに、昨年ル・マン24時間に登場したアストンマーチンAMR-Oneのモノコックとサスペンションを利用し、新しいペスカローロ・ジャッド03を製作していた。
チームではこのニューマシンと童夢S102.5をWEC第2戦スパでデビューさせる予定だったが、製作開始時期の遅れからスパ前にテストを行うことができず、スパでのデビューを延期させ、ル・マン24時間でのデビューを目指すことになった。
ペスカローロではスパに、WEC第1戦にも参戦したペスカローロ01を投入。スペインのナバーラで荒聖治とニコラス・ミナシアンが、アラゴンでミナシアンとセバスチャン・ブルデーがテストした童夢S102.5・ジャッドは予定どおりスパでデビューを果たす予定だ。