ダカールラリーのオーガナイザーは、ステファン・ペテランセルに対する燃料補給の嫌疑について、規則違反はなかったと結論付けた。
プジョーをドライブするペテランセルは、デイ9でチームメイトのセバスチャン・ローブ(プジョー2008DKR16)がクラッシュしたことで総合首位に浮上したが、ステージ8の未許可のエリアで燃料補給を行ったとしてスチュワードの調査を受けていた。
これについてオーガナイザーのASOは、ペテランセルの燃料補給が規則に則っていると述べ、デイ10終了時点で総合首位のカルロス・サインツ(プジョー2008DKR16)に続く総合2番手を守ることになった。
しかしライバルのX-raidチームは、ペテランセルにペナルティを科さないというスチュワードの決定を不服とし、上訴することを明らかにしている。
「この抗議に対するスチュワードの決定に我々は同意できない」とチームの声明には記されている。
仮に、スチュワードの決定が覆ることになれば、ペテランセルは今ラリーから除外される危機に直面する。