レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、マクラーレンが新車をデビューさせるのを遅らせる戦略をとったことを警戒してはいないと述べた。
レッドブルは2009年と2010年、新車発表を遅らせてファクトリーでの開発作業に時間をかけた。昨年は結果的にそのマシンは圧倒的な速さを発揮し、ダブルタイトル獲得を成し遂げている。
今年はレッドブルは最初のテストから新車を走らせる計画だが、ライバルのマクラーレンは、昨年までのレッドブルのように1回目のテストでは新車を走らせないことを明らかにしている。
「我々は他人のことより自分たちのことに集中している」とホーナーは英Crash.netに対して語った。
「我々は自分たちに適したプログラムに従っている。過去2年は最初のテストをパスしたが、今年はエイドリアン(・ニューエイ)は同じぐらいの時間を風洞のテストにかけることができたし、レギュレーション、特にタイヤが変わるため、最初のテストで(新車を)走らせるのが我々のプログラムに合っていると判断した。どちらの方法が正しいとか間違っているということではない。これが我々が2011年へのアプローチとして選んだやり方だというだけだ」