マクラーレンのレースドライバー、ルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが共に、来季に向けて自分たちのマシンにおいてKERSは大きな強みになるだろうと語った。

 2009年F1に導入されたKERS(運動エネルギー回収システム)は、2010年には使用されなかったものの、来季再び導入される。任意での使用となった2009年には、マクラーレン、フェラーリ、ルノー、BMWザウバーが採用したが、その中でもマクラーレンはKERSをうまく使いこなし、マシンの戦闘力向上に役立てていた。

 月曜にマクラーレンの2011年型マシンMP4-26をシミュレーターで試したハミルトンは、次のような感想をツイートしている。
「シミュレーターで初めて新車を走らせた。ハッピーだよ。新しいデバイスとしてKERSと(アジャスタブル)リヤウイングが導入されるけど、快適に走らせることができた」
「僕らのKERSがベストだよ。うまく機能するはずだ」

 一方、2009年にブラウンに所属し、タイトルを獲得したバトンは、これまでKERSを使用した経験がないが、マクラーレンはこのエリアにおいてライバルたちより勝っていると自信を持っている。
「僕はこれまでKERSを使ったことがないけれど、チームは去年KERSを搭載し、うまく使っていた。スタートで彼らによく抜かれたから、それはよく分かっているよ!」とバトンがマクラーレンのウェブチャットで話したと、autosport.comが伝えている。
「彼らはこのエリアにおいてたくさんの経験を持っているから、それがアドバンテージになると思う。同じくメルセデスエンジンを使っているメルセデスとフォース・インディアもそうだろう」
「レッドブルやフェラーリより有利だと思うよ。嬉しいことだよね。できる限りあらゆるアドバンテージを利用していく」

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