2014年F1ベルギーGPの土曜予選で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは9位、バルテリ・ボッタスは6位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=9位
今日の雨はとても難しく、僕らがペースを発揮する妨げになった。
今日は問題をふたつ抱えていた。ひとつは右フロントブレーキのグレージングで、予選の間ずっとこの問題に悩まされ、ヘビーブレーキングの時にかなり苦労した。もうひとつはQ3でのトラフィックだ。
Q1とQ2では確かなペースがあったと思うが、Q3ではウォームアップラップで渋滞にはまり、そのせいでタイヤをきちんと温めきれず、アタックラップで完璧なパフォーマンスを発揮できなかった。Q3では路面が乾き始め、速いタイムが出せる状態になりつつあったにもかかわらず、Q2の自分のタイムより遅かった。つまり、1周をうまくまとめ上げられればもっと速く走れたということだ。
明日はまた別の一日だし、持てるペースを発揮して順位を上げていけるといいね。
バルテリ・ボッタス 予選=6位
最後のフリープラクティスでトップタイムを出したことで、僕らのマシンはドライではとても強いということが証明された。でもウエットコンディションになった影響で他チームに追いつかれてしまい、残念ながら今日の予選で可能だったはずの位置に届かなかった。
メルセデスはウエットでとても速かった。(ドライでの)彼らの真のペースがどれほどのものだったのか分からないけれど、ドライなら僕らがトップ3を狙えたのは間違いない。
渋滞によってウォームアップラップでタイヤの熱を失い、それが致命的な痛手となり、最後の走行ではそれ以前より苦労することになった。さらに予選の間ずっと、セクター2でタイムを失い続けていた。
僕らのウエットでのペースはシーズン序盤に比べるとかなり改善したし、6番グリッドはいいポジションだ。明日やれることはたくさんある。ドライのレースになればフェラーリやレッドブルに挑戦できる可能性が十分あるよ。