プレスインフォメーション
2011年10月27日

ポルシェ、デレック・ベルの70歳の誕生日を祝福

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は2011年10月31日、最も大きな成功を収めているワークスドライバーのひとり、デレック・ベルの70歳の誕生日を祝福いたします。

 ベルは1941年、英国ミドルセックス州ピナーに生まれ、同世代のレーシングドライバーの中でも、最も才気溢れ人気のあるひとりとして知られています。ポルシェAGの社長であるマティアス・ミューラーは、彼の誕生日を迎えるにあたり、次のようにコメントしています。「デレック・ベルは、ポルシェとともにモータースポーツの歴史を創ってきました。917、936、956。どの車に乗り込んでも彼は常に最速のドライバーのひとりであり、何より最も信頼できるドライバーでした。

 デレック・ベルはポルシェを駆り、ル・マン24時間で4勝を挙げています。また、世界選手権タイトルも2度獲得しています。私達は彼に感謝し、また深く尊敬しています」。

 デレック・ベルは、1964年にロータスでレーシングドライバーとしてのキャリアをスタートさせ、1969年にはフェラーリからF1へデビューをしています。1971年シーズンにはポルシェガルフチームの917および908/03をドライブし、ジョー・シファートとのコンビで成功を収めました。1976年および1977年にはポルシェ934および935に乗り、その後ワークスドライバーとして924カレラGTでル・マンに参戦しています。

 1981年には、ジャッキー・イクスとともにポルシェ936/81スパイダーを操り、ポルシェとともに達成することになる4回ものル・マン総合優勝の1勝目を挙げました。翌1982年には、グループCの時代が幕を開け、ここでベルはポルシェ956で史上最強の耐久ドライバーのひとりとしての地位を確立しました。ジャッキー・イクス、ステファン・ベロフおよびハンス=ヨアヒム・スタックらとともに、ベルは956および962で数々の総合優勝を果たしただけでなく、1985年および1986年にはスポーツカー世界選手権でタイトルを獲得しています。

 デレック・ベルは、今日でもポルシェと緊密な関係を保っており、ニュルブルクリンクで開催されるオールドタイマー・グランプリや今年、自動車誕生125周年を記念して行われたシュトゥットガルトのコルソ・パレードなどで、シュトゥットガルトに本拠地を置くポルシェの大使としての役割を果たしています。デレック・ベルがサーキットを離れてもポルシェを支持していることに疑問の余地はありません。今日でも、ベルはイギリスの公道で1981年のヴィンテージ ポルシェ924カレラGTをドライビングしています。

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