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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.06.01 00:00
更新日: 2018.02.17 08:23

ポルシェ、ル・マンテストデーを順調に終える


プレスインフォメーション
2015年6月01日

ル・マン24時間レース:LMP1
3台のポルシェ919ハイブリッドの順調なテストデー

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、ル・マンで5月31日(日)に行われた公式プレテストに3台の919ハイブリッドを持ち込み、実戦前のテストを行いました。

 1周13.629 kmのサルト・サーキットのうち9km以上が普段は公道として使用されているため、この公式プレテストは実際のコースを走行できる唯一のチャンスです。合計9名のLMP1チームのワークスドライバー達が、未来のテクノロジーを採用し総出力1000PS以上を発揮するパワーシステムを搭載した3台の919ハイブリッドをドライブし、計124周を走行しました。フランス西部の変わりやすい天候条件のため、セッティングに苦心しましたが、ドライ、多少のウエット、完全なウエットという路面のコンディションでテストを行うチャンスを得ることにもなりました。参加車両67台の中で最速のラップタイムは、ポルシェのワークスドライバー、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)が記録しました。彼のドライコンディションでのタイムは3'21"061でした。2014年シーズンの予選最速だった919ハイブリッドのタイムはロマン・デュマ(フランス)による3'22"146で2番手グリッドを獲得しています(昨シーズンのポールポジションのタイムはトヨタの3'21"789)。

チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:
「もちろん、テストプログラムは変化する天候条件のため多少の制約がありました。タイヤの摩耗がレースの鍵を握るため、信頼性の高いタイヤ評価を下すために、全チームがドライコンディションを願っていたと思います。3台すべてのポルシェ919ハイブリッドが1日を通して走行を続けることが重要でした。私達の新たなドライバー達はレース参戦条件の10周をこなしましたが、フレデリック・マコヴィッキも919ハイブリッドをドライブしました。ラップタイムだけで判断するなら、トップ争いは非常に厳しい戦いになるでしょう。予想通り、全てのチームが2014年より速くなっていました。これから、今日集めた膨大なデータを慎重に検討することが重要です。このテストデーの準備とそれを最大限に活用するために、チームは多大な努力を払いました。そして、今回も私達にとって3台の車両をオペレーションするよい練習になりました」。


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