ポルシェは、来季からスタートするユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)におけるワークスチームのドライバーラインナップを発表した。
ポルシェは今年9月、COREオートスポーツと協力する形で2台のポルシェ911 RSRをUSCCに投入し、GTEマシンで争われるGT-LMクラスにワークス参戦することを発表していた。
今回の発表によると、来季のUSCCでは、ニック・ダンデイ/リチャード・リーツが911号車、パトリック・ロング/マイケル・クリステンセンが912号車をドライブする形でUSCCにシーズンエントリー。シリーズ開幕戦となる1月のデイトナ24時間では、パトリック・ピレが911号車、ヨルグ・ベルグマイスターが912号車のラインナップに加わることになる。
また、ポルシェのUSCCプログラムの拠点は、カルフォルニア・サンタアナのポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカに置かれる。サウスカロライナ・ロックヒルに拠点を持ち、ALMSのGTクラスやPCクラスで活躍するCOREオートスポーツが、パートナーとして協力する形になるという。
また、先日ポルシェとのワークスドライバー契約を結んだことが発表されたフレデリック・マコウィッキは、このUSCCのプログラムに名を連ねていないため、ピレやベルグマイスター、マルコ・ホルツァーらとともにWEC世界耐久選手権のプログラムに参加することになりそうだ。