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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.04.15 00:00
更新日: 2018.02.16 23:08

ポルシェ、USCC第3戦を終えランキング首位を維持


チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第3戦:ロングビーチ(米国)

チーム一丸となってマニュファクチュアラーのポイント首位を維持

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のポルシェ911 RSRがロングビーチで開催されたチュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第3戦のGTル・マン(GTLM)クラスで4位、5位、8位に入賞しマニュファクチュアラー・チャンピオンシップのリードを守りました。

 南カリフォルニアのテクニカルな公道サーキットでのレースの結果、ポルシェ ノースアメリカが投入したニック・タンディ(イギリス)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組のカーナンバー911のポルシェ911 RSRは4位でチェッカーフラッグを受け、パトリック・ロング(米国)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)組のカーナンバー912はクラス5位でフィニッシュしました。チームファルケンタイヤのウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)/ブライアン・セラーズ(米国)組がドライブするカーナンバー17のポルシェ911 RSRは、8位でレースを終えています。

 100分というシーズンで最も短いこのレースは、残り約1時間の時点でのピットストップで順位が動きました。まず、予選5位のカーナンバー911がピットに入り、リヒャルト・リーツからニック・タンディにドライバー交代、タイヤ(ミシュラン)交換と燃料を満タンにしてピットアウトします。その1周後、カーナンバー912がピットインし、6位で走行していたミカエル・クリステンセンからパトリック・ロングに交代しました。このドライバー交代後、カーナンバー911は1つポジションを上げて4位、カーナンバー912も同様に5位に浮上しました。1回のみのピットストップを終えた後、ニック・タンディはトラブルもなくトップから27秒遅れでフィニッシュラインを通過し、パトリック・ロングもチームメイトに続きました。

 チームファルケンタイヤのカーナンバー17のポルシェ911 RSRを駆るワークスドライバーであるウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)/ブライアン・セラーズ(ジョージア州ブラセルトン)組も、効率の良いピットストップでスターティングポジションから1つ上げて8位でレースを終えました。この8位の結果は、3月のセブリング12時間レースにおいてカスタマーチームとしてエントリーした911 RSRで獲得した5位に続くものです。