ポルシェは4日、現地時間の8時20分からスイスのジュネーブショーで今季WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦するポルシェ919ハイブリッドを公開する予定となっているが、その公開を前に、カラーリング画像がネット上に流出している。
今季からWECのLMP1クラスに参戦、アウディ、トヨタと戦いを繰り広げることになるポルシェ。すでに919ハイブリッドと名付けられた車両はテストを繰り返してきたが、その際はカモフラージュ模様となっており、カラーリングが注目されていた。
そんな中、4日にポルシェはWEC参戦のエクスクルーシブ・プレミアム・パートナーとして、日本のDMG森精機のグループ会社である、ドイツのDMG森精機AGが就くことが明らかにされた。
「DMG MORIは、伝統、精度および世界レベルでテクノロジーのリーダーシップを誇り、これはポルシェの価値観と高い技術基準に完全に一致している。これが強固で実りの多いパートナーシップとなることを期待している」と語るのは、LMP1担当副社長であるフリードリッヒ・エンツィンガー。
このDMG森精機のパートナー就任とほぼ同時期に、インターネット上には919ハイブリッドのカラーリング画像が出回り始めた。ポルシェの公式画像と思われるが、ポルシェ自体はまだメディア向けに配布していないものだ。
カラーリングはホワイトをベースに、グレーのラインがボディに躍る。上面から見ると、そのラインは『PORSCHE INTELLIGENT PERFORMANCE』を現していることを示す。また、シャークフィンやノーズに、DMG MORIのロゴが大きく記されている。
今回のジュネーブショーでは、同時にLM-GTEプロクラスに参戦する911 RSRも公開される予定だが、こちらも同様のカラーリングになるとされている。