WEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスに参戦しているポルシェは、5月2日に決勝レースが行われるシリーズ第2戦スパ・フランコルシャンでのドライバーの組み合わせを変更すると発表した。
今年もLMP1クラスに参戦するとともに、ポルシェ・チームマンタイとしてLM-GTEプロクラスにも参戦しているポルシェ。LMP1クラスではル・マン24時間に向けてスパ戦から3台目のマシンを投入するが、LM-GTEプロクラスでは他カテゴリーとのスケジュールの都合からスパでのドライバーの組み合わせを変更することになった。
LM-GTEプロクラスを戦うミカエル・クリステンセン(91号車)とパトリック・ピレ(92号車)は、同じ日程でアメリカのラグナセカで開催されるユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に参戦。ふたりに代わって起用されたのは、マクラーレンのファクトリードライバーとして今季はブランパン耐久シリーズに参戦しているケビン・エストレと、ポルシェの育成ドライバーであるスヴェン・ミューラーだ。このふたりが91号車ポルシェ911 RSRに乗り込んでスパ戦を戦う。
一方、92号車ポルシェでは、フレデリック・マコウィッキとリヒャルト・リエツが組むことになっている。