ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)にSKYACTIV-D・レーシングエンジンを搭載した2台のLMP2カーを投入するマツダは4日、2台のドライバーラインナップを発表した。
マツダは昨年11月、LMP2用ローラにSKYACTIV-D・レーシングエンジンを搭載し、グランダムで長年提携してきたスピードソース・レースエンジニアリングが開発を担当する形でUSCCのプロトタイプクラスに参戦することを明らかにしており、ドライバーラインナップについてはこの公式テストで発表するとしていた。
今回の発表では、昨年グランダム・シリーズのGXクラスでマツダ6グランダムGXをドライブしていた、シルベイン・トレンブレイ、トム・ロング、ジョエル・ミラー、トリスタン・ヌネスの4人がLMP2カーのドライバーとして起用されることが明らかに。トンブレイとロングが70号車、ミラーとヌネスが7号車のステアリングを握る予定だという。
マツダ・モータースポーツのディレクター、ジョン・ドウーナンは、発表に際して次のようにコメントしている。
「アメリカの素晴らしいドライバーたちだ。不満はないよ」とドウーナン。
「今年の決定は比較的シンプルで、2013年にサーキットの内外で優れていたラインナップだ。シルベイン、トム、ジョエル、トリスタンは皆、ドライビングの才能を持っている。ただ重要な事は、彼らがチームとして行動し、マツダとスピードソースの皆をサポートしてくれるということだ」
ドウーナンは、デイトナ24時間に向けたサードドライバーは後日発表するとコメントしたが、マツダに関係しているドライバーの起用を示唆している。