マツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシング、デイトナ予選通過

 1月初旬のデイトナテストデーからはやくも3週間。デイトナ24時間レースのレースウィークがやってきました。テストデーで実質シェイクダウンしたばかりのマツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシングは、課題のあったドライブラインやエンジン周辺に改良が施され、レーストラックに戻ってきました。

 チーム代表のシルベイン・トレンブレイは、「今回は、この新しいプロトタイプのデビューレースなので、まずは耐久性の確保を最優先に考えています。改良はエンジンベイの冷却や、サービス性の向上も含め多岐にわたっていますが、むしろエンジンパワーは抑えています。いかに最大の特徴であるトルクをうまく使いながら走り、クルマをレーストラックに留まり続けさせるかが肝心です」と語っています。

 23日に始まったプラクティス走行では、テストデーで発生したようなトラブルは起きず、淡々と周回を重ねていました。各車ふたりのレギュラードライバーの慣熟はもちろんのこと、特に今回の追加ドライバー達もマシンに慣れさせる必要があります。ヒンチクリフとボティエのふたりはインディドライバーなので、クローズドボディのディーゼルマシンはかなり勝手が違うはずです。午前中1時間、午後30分のプラクティスで全員が乗り、4時50分から15分間の予選に臨みました。タイムはプロトタイプマシンの最下位でしたが、記念すべき最初のクォリファイを通過し決勝グリッドを得ると言うミッションは無事完了しました。

 マツダUSAのモータースポーツダイレクターのジョン・ドゥーナンは、「3週間でチームは不休のハードワークをこなし、またここに戻って来ることができました。今日はメジャーな問題は何も起きなかったので、ホッとしています。これからレース用にエンジンを交換し、明日のプラクティスに備えます。チームは正しい方向に進んでいます」と語っていました。

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