ウイリアムズのパストール・マルドナドは、ヨーロッパGP終盤のルイス・ハミルトンとの接触に関しては間違いなくハミルトンに非があると主張している。
ハミルトンはレース終盤、3位を走行していたが、タイヤに苦しんでおり、最終ラップの前の周、マルドナドが急速に追いついてオーバーテイクを仕掛けた。しかし2台は接触、ハミルトンはバリアでレースを終えて貴重なポイントを失った。マルドナドは10位で完走したものの、レース後、このアクシデントに関してペナルティを受け、12位に降格された。
しかしマルドナドは、ハミルトンがもう少しスペースを与えてくれていたら接触は起こらなかったと主張している。
「彼は僕をコースから押し出そうとした」とマルドナド。
「ポジションを守るために、僕には全くスペースを残さなかった。僕らはコーナーをサイド・バイ・サイドの状態で曲がり、僕は縁石を飛び越えた。僕には事故を防ぐことはできなかった」
マルドナドは、ハミルトンは2台のペース差を受け入れるべきだったと述べている。
「なぜ彼があんなドライビングをしたのか理解できない。彼はタイヤにものすごく苦しんでいた。あの時点で彼は完全にペースを失っていたけれど、僕の方はすごくペースがよかった。なのに彼は僕に対してすごくアグレッシブな動きをしてきたんだ」