メルセデスは、ヘレステストの好調な走りがシーズン序盤の優位を示すものではないと考えている。

 メルセデスは、テスト解禁日の初日にフロントウイングの脱落でクラッシュを喫したものの、2日目以降は順調に周回を重ね、4日間で全チーム最多の309周を走破。すでにレースシミュレーションにも取り組んでいる。

 一方で王者レッドブルは、4日間を通じて冷却とルノーのパワーユニットに問題を抱え、わずか21周とほとんど距離を稼ぐことができなかった。

 しかしながら、メルセデスのエグゼクティブディレクターであるトト・ウォルフは、テスト内容の出来が予想以上だったとしながらも、ライバルチームを出し抜いたとの周囲の声を一蹴した。

「そのような人々は過去を見返す必要があるだろう」とウォルフ。
「テスト最初の数日で好調だったとしても、実際にシーズンが始まってからも好調だったとは言いきれない。時期尚早だよ」

 またウォルフは、ヘレスのパフォーマンスがW05の限界でないことは明らかだと述べ、新たなレギュレーションに適応できたかどうかは、次のバーレーンテストの内容が重要になると語った。

 ドライバーで最多周回を記録したニコ・ロズベルグも、他チームとの比較について「ペースで僕らがどの辺に位置しているのかは全く分からない」とコメントしている。

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