FIA GT1世界選手権にアストンマーチンDB9で参戦していたヤングドライバーAMRチームが、今季はドイツのADAC GTマスターズにスイッチすることになった。

 ヤングドライバーAMRチームは、2011年のFIA GT1世界選手権でアストンマーチンDB9を走らせ6勝を挙げ、シリーズドライバーランキングでは2位につけた実力派チーム。FIA GT1ではアストンマーチンのワークスドライバーであるダレン・ターナーやトーマス・エンゲらを起用し、常にトップ争いを演じていた。

 しかし今季は、マシンをアストンマーチンV12バンテージGT3にスイッチし、参戦カテゴリーもドイツのADAC GTマスターズにスイッチすることに。チームでは新たに元F1ドライバーで、フォルクスワーゲン・モータースポーツの代表を務めるハンス-ヨアキム・シュトゥックの長男ヨハネス(25歳)とフェルディナンド(20歳)というシュトゥック兄弟を起用することになった。

 シュトゥック兄弟は昨年、ライター・エンジニアリングのランボルギーニ・ガイヤルドを駆り最終戦までタイトル争いを演じたが、今季は心機一転。アストンマーチンをドライブすることに。

「競合メーカーのGT3が40台以上もしのぎを削るADAC GTマスターズに参戦することは、FIA GT1とはまったく違った新しい挑戦だと思う。ヨハネスとフェルディナンドという速いだけでなく、とても好青年なふたりと一緒にレースが出来ることをとても嬉しく思う」とチーム監督であるハーディ・フィッシャーは語る。

 日本のスーパーGTにもデビューが予定されているアストンマーチンV12バンテージGT3は、ヨーロッパでも今季がデビュー。本格デビューのマクラーレンMP4-12C GT3やニッサンGT-R GT3とも戦いを展開することになる。ADAC GTマスターズは11月末までに規定数の36チームの参戦が決定しており、3月1日までにさらに8チームのエントリーが認められる。

Aston Martin GT3 V12 Vantage Testing(ASTON MARTIN)

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