アウトモビリ・ランボルギーニは28日、2013年〜2014年向けの新GT3車両として、ガイヤルドMY13をベースとした『ランボルギーニ・ガイヤルドGT3 FL2』をリリースすると発表した。

 このガイヤルドGT3 FL2は、これまでもランボルギーニのR&Dパートナーとしてレーシングカーを製作してきたドイツのライター・エンジニアリングによって開発されたもので、2013年版のガイヤルドをベースにしたGT3規定向けレーシングカー。

 開発に向けては、24時間レースを含む長距離レース向けにパフォーマンスを改善、ブレーキ、冷却性能、燃費も向上されているという。また、昨年までのガイヤルドLP600+と比べても大きく異なる外観は、新しいフロントのスプリッター、“スーパートロフェオ”から熟成されたリヤのカーボンディフューザーなどを備える。さらに、全体で25kgの軽量化も果たされているという。

 ガイヤルドGT3 FL2はまた、ランボルギーニ本体とライター・エンジニアリングが初めて本格的に共同して製作したレーシングカーとなり、ランボルギーニとライターは5年間のGT3車両のデベロップメントパートナーとしての契約を結んだ。

「我々はエクスクルーシブ・デベロップメント/サプライパートナーとして、ライターとの5年間に及ぶ契約を結んだことを喜んで発表したい。ライターは強力なエンジニアリングスキル、そして情熱、ランボルギーニブランドへの理解、そしてレースでの成功をもっている」と語るのは、アウトモビリ・ランボルギーニのCEO、ステファン・ウィンケルマン。

 ランボルギーニではまた、GT3プログラムやスーパートロフェオのための社内開発チーム“ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ”を設置。カスタマーのサポートを行うとしている。

 このランボルギーニ・ガイヤルドGT3 FL2は32万ユーロ(約3890万円)でリリースされる予定で、最初はブランパン耐久シリーズ、アジアン・ル・マン・シリーズ、イタリアGTシリーズに参戦するチームにそれぞれデリバリーされるという。

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