6月13日〜14日に決勝レースが行われる今年のル・マン24時間耐久レースのスタートに、フランスのフランソワ・オランド大統領が立ち会うことになった。
総合優勝を争うLMP1クラスには、トヨタ、アウディ、ポルシェに加えて新たにニッサンも参戦し、4メーカーのバトルが実現することになった第83回ル・マン24時間。4クラス合計で56台が参加するこのレースの現場を、オランド大統領が正式に訪問する。
ル・マン24時間ではこれまで、複数の大臣がスターターを務めてきているが、スタートに立ち会った大統領は歴代でもふたりのみ(ヴァンサン・オリオール元大統領:1949年/ジョルジュ・ポンピドゥー元大統領:1972年)。今回、実に43年ぶりに大統領がル・マンを訪問することになった。
オランド大統領は今回、ステファヌ・ル・フォル農業・農産加工業・林業大臣/政府報道官とベルナール・カズヌーヴ内務大臣を伴ってル・マンを訪れることになるということだ。
なお、今年のル・マン24時間では、スターターにフォードのビル・フォード会長が、グランドマーシャルにトム・クリステンセンが選出されている。