6月13日〜14日に決勝レースが行われる今年のル・マン24時間耐久レース。5月31日にはサルト・サーキットでテストデーが開催されるが、このテストには合計64台がエントリーしている。

 6月の本戦を前に、実際にサルト・サーキットでの走行を行うことのできる今回のテストデー。本戦は56台までしか参加することができないが、今回のテストには総勢64台が集結。日本人は6人が名を連ねた。

 14台が参加するLMP1クラスでは、トヨタ、アウディ、ポルシェに加えて、ニッサンがいよいよ公の場で走行を行うことになる。アウディ、ポルシェ、ニッサンの3陣営は3台、トヨタも2台とそれぞれ本戦同様の体制で臨むため、テストとはいえ各陣営の勢力図がどうなるのかにも注目だ。プライベーター勢でも、開幕2戦を欠場したレベリオンR-Oneの2台がAERエンジンにスイッチしてしていよいよ登場する。

 1号車トヨタTS040ハイブリッドのドライバーには、WEC世界耐久選手権の第2戦スパで負傷した中嶋一貴の名前も記されるとともに、チームのリザーブドライバーを務めている小林可夢偉の名前も記載されている。また、21号車ニッサンGT-R LMニスモには松田次生も名を連ねており、LMP1クラスには合計3人の日本人がエントリーしている。なお、スパ戦初日のフリー走行でクラッシュして脊椎を損傷した一貴については、手術の後は自由に歩くことも可能な状態でリハビリを行っていたことが明かされていた。今回のテストには、FIAによるメディカルチェックをパスすれば参加できる見込みだという。

 ポルシェ919ハイブリッドの3台には、すべてにフレデリック・マコウィッキの名前が記された。ル・マンにおける3台目のドライバー候補でもあったマコウィッキは現在、LM-GTEプロクラスで92号車ポルシェ911 RSRのドライバーを務めており、今回のテストでも92号車のドライバーとしても名を連ねているが、あわせて919ハイブリッドのドライビングも行う可能性も高そうだ。

 21台が参加するLMP2クラスにも、3人の日本人がエントリー。山岸大がイバニーズ・レーシングの44号車オレカ03R・ニッサンをドライブするほか、ル・マン本戦のリザーブ1として名を連ねているKCMGの49号車オレカ03R・ジャッドのドライバーには、藤井誠暢と星野敏がラインアップされている。

 LM-GTEでは、プロクラスに9台、アマクラスに16台がエントリー。また、今回のテストにはLMP3車両も参加。LMP3は、今年からヨーロピアン・ル・マン(ELMS)で新設されているプロトタイプカーの入門カテゴリーで、ル・マン本戦には参戦できないものの、テストデーには参加することができる。今回はチームLNTのジネッタ・ニッサンの2台が登場。74号車は自転車競技界のレジェンドであるクリス・ホイもドライブするほか、ニッサンLMP1ドライバー陣のうちル・マン初参戦の3名も、規定で定められた10周の走行を、LNTの75号車でこなすことが発表されている。

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