アウディスポーツは4日、2010年のル・マン24時間に臨むドライバーラインナップを発表した。3台体制9人のドライバーすべてが決定し、現在改良中の“R15プラス”のテストのために、LMS開幕戦のポール・リカールにも参戦するという。

 アウディは今季のル・マンに向けて、通算8勝を誇るトム・クリステンセンをエースに、アラン・マクニッシュ、そしてディンド・カペッロを加えた“ゴールデントリオ”が7号車をドライブする。9号車は、ポルシェからの“レンタル”ドライバーであるティモ・ベルンハルトとロマン・デュマが、アウディの若手エースであるマイク・ロッケンフェラーと組む。

 8号車には、先日発表されたマルセル・ファスラー、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエの3人が乗り込む。すべてのマシンがヨーストによってメンテナンスされるが、9号車はアウディスポーツ・ノースアメリカからのエントリーとなる。

「我々の3台のノミネートを受け入れてくれたことに対して、ACOには感謝している」と語るのはアウディスポーツのドクター・ヴォルフガング・ウルリッヒ。

「世界で最も重要なスポーツカーレースで、再び3台で戦うことができることを喜んでいる。我々のゴールは、再びル・マンの優勝トロフィーをインゴルシュタットに持ち帰ることだ。3台にはそれぞれチャンスがあるが、私としてはこの3台のコクピットに、世界最高級のドライバーを揃えたと思っている」

「そしてこの機会に、ポルシェが再びティモとロマンというベストなドライバーがR15をドライブする協力を与えてくれたことに感謝している」

 アウディはすでにル・マン直前のLMSスパに参戦することを明らかにしているが、現在改良を施している“R15プラス”のテストのために、LMS開幕戦のポール・リカールへも参戦を決定。LMS最終戦のシルバーストンは、アウディが参戦を表明している“ル・マン・コンチネンタルカップ”の一戦であるため、アウディは必然的にLMSの3戦に出場することになるが、「LMSへのフル参戦はしない」とウルリッヒは語っている。

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