今シーズンはWEC世界耐久選手権などに参戦しているレベリオン・レーシングは、2014年から投入する新たなLMP1マシンを非ハイブリッド車両として走らせることを明らかにした。
レベリオンは、来季からの新規定に準拠した新たなLMP1シャシー『R-ONE』をオレカとともに開発しているが、エネルギー回生システム(ERS)搭載についてはこれまで明らかにされていなかった。来季のLMP1規定では、ワークスチームにはエネルギー回生システム(ERS)の搭載が義務付けられているが、プライベーターチームに関してはERSの搭載/非搭載を選択することができる。
レベリオンのチームマネージャー、バート・ヘイデンは、今回の決定に関して次のように語っている。
「非ハイブリッドで走ることに決定した」とヘイデン。
「運営するにあたってコストの観点から見ると、LMP1規定のその条項が我々にとって最適なものだと考えている」
「総意としては、もしハイブリッドを搭載するならば、最大のレベル(8MJ)で行くのがベストだろうということだ。ただ、その技術は高度なものであり、プライベーターの手の届くところにはない」
トヨタエンジンを搭載すると発表されているレベリオンR-ONEは、来年3月のロールアウトを目標に開発が続いている。