WEC世界耐久選手権のLMP1-Lクラスにエントリーしているロータスが、今季の新型車両『P1/01』のシェイクダウンを行ったことが分かった。
コリン・コレスの率いるコデワ・チームがオペレートするロータスは、昨年までLMP2クラスに参戦していたが、今季からはLMP1-Lクラスにステップアップ。新型車両でシリーズにフルエントリーしていたが、車両製作の遅れによってル・マン24時間も含む開幕3戦を欠場していた。
ただロータスは、ル・マンのレースウィークにP1/01のアンベイルを行い、9月に開催される第4戦オースティンに向けてテストを行っていく計画を明かしていた。
WECの公式サイトによると、ロータスは先日、P1/01を飛行場でシェイクダウン。正確な日程や場所などは明かされていないものの、チームのドライバーを務めるトーマス・ホルツァーがマシンのステアリングを握ったという。また、現在チームはフルテストのプログラムを進めているということだ。
ロータスP1/01は、AER製のV6直噴ツインターボエンジンを搭載し、非ハイブリッド車両で争われるLMP1-Lクラスにエントリー。当初は『T129』との名称で発表されていたが、お披露目の際にはP1/01へと名称が変更された。