ドイツのオンラインモータースポーツ情報サイト『SPEED WEEK』によると、ミハエル・バルテルス率いる名門ヴィータ4ワン・レーシングが、2012年にFIA GT1世界選手権に復帰するだろうと報じている。

 過去にはF1に参戦した経験もあるバルテルスが率いるヴィータ4ワン・レーシングは、2005年から“ヴィータフォン・レーシング”としてマセラティMC12でFIA GT選手権に参戦。FIA GTが世界選手権となった2010年には継続してマセラティを走らせチャンピオンを獲得した。

 2011年には使用するマシンをフェラーリ458 GT3にスイッチして、参戦シリーズをブランパン耐久シリーズに切り替えていたが、ブラックとグリーンのカラーリングの復帰を願うファンも多かった。

『SPEED WEEK』によれば、2012年にヴィータ4ワンはBMW Z4 GT3にマシンをスイッチするようで、11年末にすでにシェイクダウンを実施したという。なお、パドックでの噂ではヴィータ4ワンは2010年夏前にTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)がレクサスLFAのGT1モデルでのFIA GT1の参戦を持ちかけていたと言われていたが、結局BMWと交渉に至ることとなった。

 バルテルス自身は、DTMを経てGTドライバーとして常にトップレベルを維持するドライバーで、チーム監督兼ドライバーとして確固たる地位を築いている。また、近年は才能ある若手のGTドライバーの育成を精力的に行うなど、後進の指導にも力を注いでいる。

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