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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.13 00:00
更新日: 2018.02.17 07:18

一貴「タフなレース。表彰台はまずまずの結果」


トヨタモータースポーツニュース

WECハイブリッド3強対決 開幕戦
トヨタ・レーシングは3位表彰台と4位
2015年4月12日(日)

 トヨタ・レーシングは2015年WEC開幕戦シルバーストーン6時間レースに、2014シーズンチャンピオンとして臨みましたが、激しい戦いとなり、昨年の1、2位に対し、3位、4位で終えました。

 アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴がドライブしたTS040 HYBRID #1号車は、スタートからゴールまでライバルと激しい戦いを繰り広げ、優勝したアウディに14秒816差で3位を獲得しました。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車も力強い走りをした結果4位となり、チームに貴重なポイントを持ち帰りました。

 スタートは#1号車がブエミ、#2号車をブルツが担当、アウディといつにない激しい争いを繰り広げました。スタートから息もつかせぬ30分が過ぎた時点では、#1号車は3位、#2号車はコース上の混雑に阻まれ6位を走行しました。その直後にLMP2カーのコースオフで全コースに黄旗が提示されたタイミングで2台のTS040 HYBRIDはタイヤ交換と燃料補給のためにピットへ飛び込みました。さらに30分後に再度黄旗が出され、#2号車はライバルと異なる作戦を取るための燃料補給に、再びピットへと入りました。

 コースがクリアとなり、グリーンフラッグが提示されると、ブエミはタイヤのグリップ不足を訴え、苦しい戦いを強いられました。ブエミは5位まで順位を落としましたが、ポルシェ#17号車とアウディ#2号車のトラブルによる後退で順位を上げ、#1号車は3位、#2号車は4位に繰り上がりました。