14日に行われたル・マン24時間の予選で、5番手タイムをマークしたトヨタの中嶋一貴は、戦略のおかげで大きなタイムロスなくアタックできたと振り返った。
予選2回目で6番手につけた7号車のトヨタTS030は、予選3回目の残り10分を切ったところで一貴が最後のアタックに挑み、見事ベストタイムを更新。アラン・マクニッシュらの2号車アウディR18 e-tron クアトロにわずか0.055秒差となる5番手につけた。
「ニュータイヤでのタイムアタックを任されるという、自分にとって素晴らしい経験をさせてもらった」と、一貴は予選後のプレスリリースで語っている。
「感触も良く、楽しむことができた。コース上には、行く手を阻む先行車の存在はあったが、セッションの終盤は多くの車両がピットへと向かい、コース上の車両が少なくなることは分かっていた。我々の戦略は的中し、最後のセクターで1台に引っかかっただけで、それほど大きなタイムロスにはならなかった」
「我々にとってはデビューレースである今回、アンソニー・デビッドソンがトップ3に入り、2台揃ってトップ5に入れたことは本当に素晴らしい。我々は決勝でも良いレースが戦えると思うし、ノートラブルでフィニッシュ出来ることを望んでいる。ここに至るまでの様々な困難を克服してきたチームには本当に感謝したい。予選セッションの間には若干のトラブルもあったが、コースに戻り、アウディと全力で戦えるようにしてくれた」
「この結果はチームの大きな努力の賜物だ」
