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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.11.30 00:00
更新日: 2018.02.16 20:30

一貴「決勝レースでも良い位置で戦えると思う」


トヨタモータースポーツニュース

WEC最終戦バーレーン6時間レース予選
トヨタ・レーシングのTS030 HYBRIDが今季2度目の最前列独占

2013年11月30日(土)

 11月29日(金)、FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、トヨタ・レーシングは、2台のTS030 HYBRIDが最前列に並んで明日の決勝レースのスタートを切ることとなった。

 アレックス・ブルツとニコラス・ラピエール、中嶋一貴のTS030 HYBRID #7がポールポジションを獲得。これにアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミとステファン・サラザンのTS030 HYBRID #8が2番手で続き、揃って最前列グリッドを獲得した。

 今季のWECシリーズにおける予選システムは、2人のドライバーがそれぞれ最低2周のアタックを行い、各ドライバーの最速2ラップ、計4ラップの平均で争われる。

 空が暗くなっていく中、ブルツとサラザンが最初のアタッカーとして2周のフライングラップを重ね、チームにとって今季3度目、2戦連続となるポールポジションを獲得すべく、トップタイムを争った。ブルツはこの週末最速、そしてバーレーン・インターナショナル・サーキットでのLMP1カーのコースレコードを更新するラップタイムを叩き出した。

 #7のステアリングを受け継いだ中嶋一貴もペースをキープし、ポールポジションを獲得。デビッドソンが2人目のアタッカーとなった#8が2番手で続き、トヨタ・レーシングは、ウェット下で争われた開幕戦シルバーストーンに続く、今季2度目の予選最前列独占を果たした。

 この日の午前中には、朝方の霧が晴れた日差しの中で、公式練習第3回目が行われた。 チームは予選に向けたファインチューニングに集中し、#8のサラザンが全体の2番手タイムをマーク。#7はブルツのタイムで4番手となった。

 明日30日(土)の決勝レースは、現地時間午前3時(日本時間午後9時)に今季最後の戦いの幕が切って落とされる。