ラルブル・コンペティションからル・マン24時間のLMP2クラスに参戦する井原慶子が、BMWのサブブランド『BMW i』のアンバサダーに就任し、23日に都内で同ブランドの新車『BMW i3』の魅力を語った。

 井原は今季、フランスに拠点を置くラルブル・コンペティションからヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)やル・マン24時間、そしてWEC世界耐久選手権の後半戦にも参戦予定。今年は、昨年までも馴染みのあるモーガンシャシーに、BMWエンジンをベースとしたジャッドエンジンを搭載し、LMP2クラスを戦っている。

 井原がアンバサダーに就任したBMW iは、持続可能な次世代モビリティ社会を目指すBMWのサブブランド。4月から発売開始となったi3は、大都市圏向けの4人乗りモデルで、電気のみで走行する。最大出力170馬力、最大トルク250Nmを発生するモーターを搭載し、エコモードでは1回の充電で最大約200kmを走行。また、発電専用エンジン『レンジ・エクステンダー』搭載モデルでは約300kmの航続距離を実現するという。

 今回は、名古屋の自宅から都内の会場までi3でやってきたという井原が、このクルマの魅力についてレーシングドライバーとしての視点も交えながら解説。2012年のル・マンで発生したトヨタTS030ハイブリッドが宙を舞う大クラッシュなどを例に、パッセンジャーセルにCFRPを採用したi3の安全性などもPRした。

 名古屋から東京に入るまではノンストップ、東京に入り一度充電してから会場入りしたという井原は、「EV車両に乗り始めてからは二度と内燃機関のクルマには乗りたくないと思うほどのEVフリークになってしまった私ですが、名古屋から東京を往復するような使い方では途中で何度も充電しなくてはいけませんでした。ただ、レンジエクステンダーのi3では東京のぎりぎりまで、300kmくらいは電欠の心配なく走ることができ、非常に驚きました」と、自身の驚きとともに車両の魅力を語った。

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