6月25~26日に決勝レースが行われるニュルブルクリンク24時間のエントリーリストが発表され、212台が参戦することが明らかになった。

 参加車両は排気量や改造範囲等で細かくクラス区分されているが、優勝候補のひしめくSP9/GT3クラスには最大の28台がエントリー。なかでも今年初参戦となるメルセデスベンツSLS AMG GT3はポルシェ911 GT3R(7台)、アウディR8 LMS(6台)を上回る大挙9台がエントリーしている。

 昨年優勝したE1-XP2クラスのBMW M3 GTは今年も2台がエントリー。同クラスにはフェラーリF430をベースにしたワンオフマシン、N.テクノロジーP4/5が初参戦。ドライバーにはミカ・サロ、ニコラ・ラリーニらを起用するなど豪華な顔ぶれとなっている。昨年終盤まで優勝争いをしたポルシェ911 GT3Rハイブリッドは、リストリクター径を狭められたものの、ハイブリッドコンポーネンツを20%軽量化し電気モーター出力もアップさせるなど改良を施してリベンジに臨む。

 排気量が最も大きいSP8Tクラスには、VWワークスが3台のゴルフGT24(5気筒2.5リッターターボ)で参戦。GTI登場35周年記念ということでゼッケンも「35」、「135」、「235」を使うこだわりぶりだが、235号車にはジョニー・ハーバートの名前も見える。またVWは環境エンジンクラスに今年も3台のシロッコを投入。117号車には今年もカルロス・サインツが乗り込む。

 SP8Tクラスで目を引くのは初参戦となるニッサンGT-R。これは地元の日産/ルノーディーラーであるシュルツ・モータースポーツが市販車を改造したもので、オーナーの息子2人とゲーム『グランツーリスモ』を企画・開発するポリフォニーデジタル社の山内一典代表、さらにはシビックでS耐チャンピオン経験を持つ山本泰吉の名前がある。

 4年目の参戦となるレクサスLFAは今年も2台がSP8クラス(全10台)にエントリー。ドライバーは87号車が飯田章/石浦宏明/大嶋和也、88号車が木下隆之/アンドレ・ロッテラー/脇阪寿一という布陣だ。このクラスでは昨年総合2位に入ったチーム・ファーンバッハーがフェラーリ458を投入。またアストンマーチンV12ザガートも2台、そのエレガントな姿を見せることになった。さらに英国RJNとファルケンがジョイントしてニッサン370Zで参戦。ドライバーにはミハエル・クルム、田中哲也の名も。なおファルケンワークスはSP9 GT3クラスにポルシェで参戦し、それにはピーター・ダンブレックらが乗る。

 SP9/GT3クラスの次に激戦となるのが23台がエントリーするSP7、SP3Tクラス。SP7はすべてがポルシェ911のワンメイク状態に。2リッターターボクラスであるSP3Tには、今年はVWシロッコや三菱ランサーEVO Xの参戦はない。ここでスバル・インプレッサSTI WRX tsがどのような活躍を見せるだろうか?

 この他、日本関係や日本でもおなじみのドライバーでは、桂伸一がアストンマーチン・バンテージ(SP10 GT4)、後藤比東至がBMWミニクーパー(SP3T)、ドミニク・シュワガーがメルセデスSLS(SP9 GT3)、トム・コロネルがBMW Z4(SP3 GT3)をドライブする。

 なお2年ぶりの優勝奪回を狙う地元マンタイ・レーシングは、ハイブリッドを含む7台をエントリー。マルク・リエブ/ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/ルーカス・ルーアを擁す11号車が、ハイブリッド車と並びエース格となるだろう。

 24時間レースは予選が23日夜と24日夕刻に行われ、決勝レースは25日16時(日本時間23時)にスタートとなる。

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