One Day Smile
PRESS RELEASE

Bentley GT3 岡山戦に続いて日本ラウンド2連勝!!

 GT-Asiaシーズンは開幕戦の韓国、岡山戦を終えていよいよ澤のホームコースとも言えるFSWへとやってきた。昨年はPPをゲットし土曜日の決勝1で優勝、雨の日曜日決勝2でも2位と地元の利も活かして好走した澤。岡山戦でのBENTLEY初優勝の勢いを持って年間80日以上居るFSWでどう戦うか?に注目が集まった。

水曜日、木曜日非公式練習や金曜日の公式練習:
 Bentleyの特性とFSWとの相性は前回岡山戦よりも期待が持てると事前に予想していた澤。水曜日のテスト走行(スポーツ走行)でも中古タイヤで昨年の自身が出したPPタイムより条件は違えど1秒以内のタイムをサラッと出すなど大きな期待を持てるスタートを切った。

 台風11号の影響で木曜日は終日雨になりWetセットアップを進めていくBentleyの3台。金曜日は雨雲の合間をかいくぐり2回の公式セッション共にDryコンディションで走行が出来た、総合で4番手のタイムとまずまずの仕上がりでレースWEEKへと期待を繋げた。

土曜日の予選:
 1回目は澤がDrive、予報通り又しても雨。Wetタイヤの特性上計測1LAP目がタイムを出すタイミングなので最初から渾身のアタックをする澤、計測1LAP目に1分52秒806を出しその時点で2番手のタイムだったが、コース状況が好転した後半に新品Wetタイヤを装着してアタックした車両にタイムを上回れて結果6番手となった。

 またジェントルマンDrが多くノミネートされている予選2回目には相方のAdderly Fong選手がDrive、黄旗やスローカーに引っかかる事が続きWetタイヤの美味しい部分を使い切れず、まさかの9番手(1分56秒856)という予想外の後方スタートが決定した。

土曜日決勝(第5戦):
 プロDrとハイジェントルマンDrがコンビを組むのが定番なっているGT-Asiaに置いて非常に強力なDrラインナップである8号車、決勝は予選1を担当した澤がDry路面となったグリッドに新品のスリックタイヤで6番グリッドにつく。

 予選がWetタイヤでの走行だった為に全車が新品スリックタイヤでスタートとなるのだがスタート前にまた雨が降り出す難しい状況でのスタートとなった。

 2LAPのローリングの後のローリングスタート、澤は1コーナーを5番手で抜ける。3番手と4番手の車両が2コーナーへ向けてバトル、その外側から接触を避ける為に少しINにスペースを開けてターンインをした澤に他でのスタート後の軽い接触でスローパンクチャーが始まってしまっていた88号車のアストンマーチンが接触、2台共にコース外のアスファルト路面へと飛び出してしまう。

 そこで一瞬焦った澤は後方の安全を十分確認せずにコース復帰を試みてしまい、コース走行中の9号車458GT3と接触し、2台は100Rへの侵入付近でスピン、澤は復帰をしたが9号車はこの接触が原因でリタイヤとなってしまう。

 最初の接触でマシンのボディパーツを引き釣りながら走行をしている澤の8号車にはその後車両不整備状態を示すオレンジボール旗が振られる。それを確認した澤は予定外のピットインでボディパーツを外してコース復帰、この時点で周回遅れの14位まで落ちる。一旦落ち着いた雨足は再び強くなり、非常に難しいコンディションの中痛手を負ったマシンで好ペースで走行する澤だったが、25分を経過したPit Openの際には我慢しきれずにPit In、後半担当の Adderly選手はWetタイヤでのコースインとなった。

 結局リタイヤした車両なども居て60分の決勝を10番手でゴールをし、辛うじて選手権ポイントを獲得という流れではあったが、レース後競技長からの呼び出しを受け88号車との接触はレースアクシデントとして両者お咎めなし、コース復帰の際の9号車との接触についてはコース復帰を安全に行う条項に触れているという判断でレース後の結果から30秒加算のペナルティの裁定が決定される。

 これによって正式順位は14位となり、痛手となる今季初のノーポイントとなってしまった。

日曜日の決勝(第6戦):
 前日のレースでは予選で失敗したAdderlyも、決勝でペナルティを受けるような走りをしてしまった澤も挽回の日と誓う。9番手スタートのBentley 8号車、Adderly選手はスタートで6番手、2LAP目に入る所で2番手までうまくポジションをあげる。

 99号車のアストンマーチンとの1秒以内の攻防が続くが10LAP目以降はAdderly選手の方がペースが良さそう、裏ストレート後のシケイン侵入でついにトップになる。

 25分を経過して他車がピットを終える中、少し遅らせ気味で2番手の88号車と同時にピットイン、残しておいた3セット目の新品タイヤを装着してコースインする澤のピットレーン真横を昨日のレースで2セットの新品タイヤを使い、日曜の決勝スタートで3セット目を使ってしまっていた88号車がタイヤ無交換ですり抜ける。

 新品では無いが温まったタイヤのままでコースインする88号車からアウトラップは新品タイヤが温まるまでペースを上げられない澤は一瞬離される、しかし2LAP目以降はペースが逆転し3-4秒まで一時開いたギャップを3LAPで取り戻しテールtoノーズ状態。タイヤ的にアドバンテージがあり、残りの周回も残されている事から88号車のD.O'Youngは旧知のドライバーなのでお互いリスペクトしあった クリーンなバトルを展開、1コーナー〜Aコーナー〜100R〜ヘアピンとサイドバイサイドのバトルで場内を沸かせた。2LAPに渡ったバトルも終止符をうち、澤はトップへと返り咲く、その後もハイペースを維持し8秒差になった所でペースをコントロール。60分の決勝を見事トップでそのままゴール、GT-Asia今季2勝目、澤は地元コースで2年連続の優勝をBentleyでも果たした。

澤圭太コメント:
 まずは地元のコースでBentleyと共に岡山に続いて2勝目を挙げられたことを素直に喜んでおります。ただ、土曜日のレースは本当に最低の事をしてしまった。コース外に飛び出してしまった一瞬で冷静さを失い、自身だけでなく周りの仲間の安全を顧みず状況的に少し無理なコース復帰をしてしまったせいで9号車のレースを台無しにしてしまい本当に申し訳ない気持ちです。

 レースコントロールから受けた30秒加算のペナルティはその接触に至る最初の接触に澤側の責任が無い事から発端となっている点を考慮いただいての軽めの裁定ですが、本来はレース失格になっても文句は言えない程の自分の失態だったと猛省しております。

 特にアマチュアドライバーの皆さんに安全に楽しくサーキット走行をして頂く為に普段活動している自分のような立場のドライバーがレースだから、チームの威信を背負っているから、地元のレースで良いところを見せたいから、自分の責任でなくコース外走行を強いられたから・・・どんな理由があったとしても許される事ではなく、自分でもなんてことをしてしまったんだと土曜日の夜は深く落ち込みました。

 そんな状況で迎えた日曜日はアドリー選手のスタート後の好走が全て、そして自分のパートはピットアウトの際に88号車に抜き返され一瞬焦ってもおかしくない状況でしたが冷静にタイヤが温まるまで待って、ダリル選手とのFSWでの高速バトルを集中してこなし、最後BENTLEYの強さと速さをアピールしてトップでゴール出来た事は前日の状況があっただけにホッと一安心したというのが本音です。

 今回も沢山のBentleyファンの皆さんや私を支援してくださるパーソナルスポンサーの皆さん、そして家族の前でこうして走れる事を幸せに感じると共に、改めて結果を出すレースをルールやマナーに則ってこなすというモータースポーツの大前提を再認識させられた週末でした。

 息子2人を連れて上がった表彰台のてっぺんは一生の思い出となりましたが、今回犯してしまった失敗は絶対に忘れずに皆さんの信用を回復できる走りを今後も心がけたいと思います。

 最後にご支援ご理解を頂いたi-Works / i-Account様をはじめとした各パーソナルスポンサーの皆様、FORZA!!keita 2015の皆さんに感謝申しあげます。選手権ポイントはこれでトップタイです。この後9月にセパン&上海戦、そして10月にタイ(選手権としての最終戦)とシリーズ後半戦はまたアジア圏内を転戦、最終戦は11月マカオGPとなります。引き続きご支援のほど宜しくお願い致します。

(株)ABSSA 代表取締役 / ワンデイスマイル主宰 / レーシングドライバー 澤圭太

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