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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.11.06 00:00
更新日: 2018.02.17 11:25

澤圭太、GTアジア最終戦タイで連続3位表彰台


One Day Smile
PRESS RELEASE

連続3位表彰台獲得なるもシリーズチャンピオンを逃しシリーズ2位確定となる

 GT-Asiaシーズンは開幕戦の韓国、そして日本での2ラウンド(岡山戦、富士戦)、そして初の3時間レースとなった前回のマレーシア・セパン戦、中国・上海戦を終えていよいよ選手権争いも最終ラウンドにやってきた。
 前戦の上海で3位連続表彰台ながらライバル99号車のアストンマーチンが2連勝で4ポイント差のシリーズ2位に転落した状態での最終戦は必勝態勢で挑むこととなった。

木曜日の非公式練習、金曜日の公式練習:
 木曜日の公式練習から好調のBentley勢、澤も1分33秒フラットで2位以下をコンマ5秒近く離すトップタイムを叩き出し、暑いコンディション、フラットな路面、中高速系サーキットでのBENTLEYの強さをアピールする形となった。
また金曜日の公式練習は決勝を見据えてロングディスタンスでのバランスを主にチェックし、これも非常に良い仕上がりを見せた。

土曜日の予選:
 土曜日朝に開催された公式予選、第1回目はいつものように澤がアタック、路面にゴムが乗ってバランスが若干崩れたか?満足のいくアタックが出来ず1分32秒8で7番手に留まるが、セットを若干変更して臨んだ予選2回目は相方のAdderly Fong選手が ジェントルマンDrの中で流石の1分32秒5を叩き出し今年初のP.Pをゲットする事となった。
 またチャンピオン争いの直接のライバルの99号車は1回目の予選でクラス違いの車両と接触を喫しまさかのノータイムで最後尾スタート。2回目予選はマシンの修復がギリギリ間に合い順当に2番手となるタイムを叩き出し、日曜日の決勝は選手権を争う2台がフロントローからのスタートという展開になった。

土曜日決勝(第10戦 50分):
 7番手からのスタートを担当する澤は新品タイヤを日曜日のレースに温存する作戦、スタートの場所取りでうまくいかずに後退してしまい10位に一時後退するも、自力でポジションを挽回し7番手を走行、丁度レース折り返しの25分時点でピットインを実施し後半担当のA.Fong選手へバトンタッチ、8位でコース復帰するもの選手権を争う99号車はこの時点で10位以下、しかし後半のA.Loyyd選手のペースは非常によく、しかしA.Fong選手のペースも他のジェントルマンDrのペースより常に1-2秒早く、徐々にポジションをアップ、表彰台圏内となる3位まで挽回、しかし99号車も負けじと最終的には4位まで挽回をした段階でゴールを迎え、今季7回目の表彰台獲得となった。