SpeeedTV.comは、2012年から導入されるロレックス・グランダム・シリーズについて、新たにデイトナプロトタイプ(DP)をよりスタイリッシュに変更、GT3カーやDTMカーの参入を認めるなど、新たな規定を盛り込むだろうとする記事を掲載している。

 この記事は、SpeeedTV.comのライターであるマーシャル・プルーエット氏が寄稿したもの。プルーエット氏によれば、2012年に向けてメインカテゴリーであるデイトナプロトタイプを「セクシーに」変更、大きなキャピンスペースを他のプロトタイプカー同様に小さくし、ファンやメーカーに訴求していくとしている。

 この新デザインは、まだ想像イラストという形でしか表現されていないが、既存のデイトナプロトタイプのロールケージを改良し実現されるとし、小さくなったキャビンに加え、サイドポンツーン部を低くしスタイリッシュにしたほか、各メーカーの市販車をイメージしたデザインをグリルやヘッドライト、サイドウインドウ部に採用することにより、自動車メーカーの参入を促すとしており、今回ポルシェやBMW、フォード、マツダ等のイラストを掲載した。

 また、デイトナプロトタイプについては、新たにV6ターボエンジンに門戸を広げ、アメリカン・ル・マン・シリーズで使用されているHPDエンジン、フォードエンジンなどの参入が可能になるとしているほか、GTカテゴリー用として、現在ヨーロッパで流行をみせているGT3カテゴリーの参加を許可。現在のチューブフレーム車両との混走を目指すとしている。

 現在ドイツDTM、そして日本のスーパーGTと進めていると言われている車両規則の統一についてプルーエット氏は「進行している」と論じ、アメリカのファン層にとって待ち焦がれた存在であるスプリントのツーリングカーとしてDTM車両を購入、グランダム・シリーズでデイトナプロトタイプ、GTと混走するだろうと述べている。

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