現在、モータースポーツが好きなファンの年齢層と言えば、30代から40代の男性がメイン。これはオートスポーツ誌等でのアンケートでも明らかになっています。それぞれモータースポーツに興味をもつきっかけは様々だと思いますが、30代の方はアイルトン・セナvsアラン・プロスト時代のF1を中心とした、80年代後半〜90年代のバブル期のモータースポーツブームがきっかけになった人が多いのでは。これを書いているオートスポーツweb編集部ヒラノもそのひとり。
その上の年代になると、同じくバブル期にハマったという人も多いかもしれませんが、他にもいろいろなきっかけがあると思います。現在40代の皆さんの幼少期〜小学生時代というと、日本に巻き起こったのはスーパーカーブーム。ランボルギーニ・カウンタック等々に童心を熱くした方も多いのでは。当時は鉛筆やふで箱、下敷きなどなど、子どもが使う文房具にスーパーカーやレーシングカーが描かれていたことも多く、それに憧れて興味をもった……という人も多いのでは。
また30代でも、私のように模型からモータースポーツにハマった……という人もいるのでは。小学生や中学生でプラモデルに興味をもった人は多いかもしれませんが、クルマのプラモデルやラジコンに手を出し、模型屋さんで買った(もしくはもらった)タミヤカタログを見て、レーシングカーを覚えた人もいるでしょう。その頃、カタログにマルティニカラーやオレンジ、グリーンのポルシェが載っていて、いまだにうっすら覚えている方もいるでしょう。
そんな皆さんに是非オススメしたいのが、12月1日に発売されたレーシングオンNo.462号『特集・シルエットフォーミュラ』。1970年代中盤に盛り上がった、グループ5カーの特集です。30代〜40代の方はグループCやそれ以降のレースがお好きな方が多いようですが、その前時代史を知るためにもぜひ読んでおきたい一冊。それも、日本でグループ5というと、スカイラインRSターボやシルビアターボ、サバンナ等々が想像されますが、今回はヨーロッパのグループ5を特集しているのだから通好み。
表紙はポルシェ935/78“モビーディック”が飾っています。76年、77年とメイクス世界選手権を制したポルシェワークスが送り出した、最強のグループ5カーの一台。もちろん1973年のカレラRSRから935、935/77、そして935/78に至るまで、日本語の書籍としては初公開となる開発中の写真も含めたポルシェ935開発ストーリーも収録されているので、リアルタイムにグループ5を楽しんだ人にもオススメ。
もちろん、打倒ポルシェに敢然と挑んだBMW、ランチアについても網羅。さらに、世界選手権を超える人気を博したグループ5レース、ドイツ・レーシング選手権(DRM)についても収録している。フォード・カプリ・ターボや、名門シュニッツァーが仕立てた、ローデンシュトゥックカラーのトヨタ・セリカ・ターボの“走行写真”は感涙モノ。
さらに、グループ5といえば話題として欠かすことができない、あのクレマー・レーシングのファクトリー潜入取材も実施。当時から30年以上が経過した現在、あのグリーンのバイラント・カラーに彩られたクレマー・ポルシェK2、そしてオレンジのイエーガーマイスターカラーのクレマー・ポルシェK3は、今もなおクレマーのファクトリーに現存し、今もなおサーキットを走り回っているというから驚きだ。
「このクルマ覚えてる!」と30代〜40代の読者諸兄ならうなずくこと必至。オートスポーツweb編集部でも、思わず手に取る者が多かった今回のレーシングオンNo.462号『特集・シルエットフォーミュラ』。書店で、そして電子ブックで、是非ご覧いただきたい。
宣伝? もちろんそうです。この記事を読んで「お前は俺か?」と言ってくれた読者の皆さんにはホントオススメしたいんですから。
レーシングオンNo.462号『特集・シルエットフォーミュラ』
詳細はこちらへ
http://as-web.jp/racingon/issue_info.php?no=535
電子ブックで読む
http://www.as-books.jp/books/info.php?no=RON20121201
三栄書房で購入
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=6079
