ル・マン24時間を主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)は19日、2010年に初めて開催される『ル・マン・インターコンチネンタルカップ』の開催概要を発表した。今季はLMSシルバーストン1000km、ALMSプチ・ル・マン、そしてアジアン・ル・マンは中国でのレースで争われることとなった。
このル・マン・インターコンチネンタルカップは、ル・マンの名を冠する3つのシリーズ(ル・マン・シリーズ/アメリカン・ル・マン・シリーズ/アジアン・ル・マン・シリーズ)の中の3つのレースに『インターコンチネンタルカップ』の冠をかけ、マニュファクチャラー、チームのタイトルがかけられるもの。
すでにシルバーストン1000km、プチ・ル・マンで開催されることはアナウンスされていたが、今回発表された概要では、アジアン・ル・マン戦は中国がセレクトされることとなった。ただし、この中国戦は開催日もサーキット名も「4月の下旬に決定される」としか発表されていない。
このインターコンチネンタルカップに参加するためには、3つのレースに参加することはもちろん、“ル・マン・シリーズ”の名を冠するシリーズの中から5つのレースに参戦することが求められる。このインターコンチネンタルカップにはすでにアウディが参加を表明している。
