フランス西部自動車クラブ(ACO)は24日、2012年ル・マン24時間への自動招待エントリーチームを発表した。2011年のル・マン24時間や各シリーズでの上位に与えられるものだ。
この招待エントリーは、2011年のル・マン24時間、ル・マン・シリーズ(LMS)、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)、プチ・ル・マンの成績によって自動的にル・マン24時間へ招待されるもの。招待があったからと言っても、チームが実際にエントリーするとは限らない。
ル・マン24時間では、各クラスで優勝したアウディスポーツ・チームヨースト、グリーブス・モータースポーツ、コルベット・レーシング、ラルブル・コンペティションの4チームが1枠ずつを獲得。グリーブスはLMSの1位を、コルベットはALMSの2位を獲得しているため、それぞれ2枠ずつ獲得した。
LMSからはレベリオン・レーシング、ペスカローロ・チーム、先述のグリーブス、ストラッカ・レーシング、AFコルセ、JMWモータースポーツ、IMSAパフォーマンス・マットムート、ペガサス・レーシングが獲得。ペスカローロとAFコルセはミシュラン・グリーンXチャレンジで1位となったため、もう1枠ずつ獲得。AFコルセはさらにGTEアマクラス2位となっており、こちらでも1枠得ている。
ALMSからは、ダイソン・レーシング、マッスルミルク・アストンマーチン、BMWチームRLL、先述のコルベットが獲得。ダイソン、RLLの2チームはミシュラン・グリーンXチャレンジで1位となり、もう1枠ずつ獲得した。
プチ・ル・マンの優勝車からは、プジョースポール・トタル、レベル5・モータースポーツ、AFコルセ、クローン・レーシングという4チームが獲得した。AFコルセはLMS、ALMS、プチ・ル・マンで合計4枠を獲得している。
なお、2012年のル・マン24時間およびFIA世界耐久選手権(WEC)のエントリーは12月19日にスタート。1月下旬に締め切られ、2月2日にル・マン24時間とWECのエントリーリストが発表されるという。
