9月28日~30日にホッケンハイムで開催されたADAC GTマスターズ最終戦で、元スーパーGTドライバーのドミニク・シュワガーが、シューベルト・モータースポーツのBMW Z4 GT3を駆り優勝。今季初勝利を飾った。今季のタイトルはセバスチャン・アッシュ/マキシミリアン・ゲッツ組5号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が獲得している。
今季はBMWのセミワークス格であるシューベルトのBMW Z4 GT3を駆り、クラウディア・ヒュルトゲンとともにシリーズ参戦しているシュワガー。最終戦ホッケンハイムのレース1では、ヒュルトゲンがスタートを担うも、マリオ・ファーンバッハー駆る6号車ポルシェ911 GT3Rにかわされる。
しかし、6号車がギヤボックストラブルに見舞われるとポジションをひとつ上げ2番手に。シュワガーに交代した後はスタートから独走していたシュッツ・モータースポーツの36号車ポルシェを追い、レース終了6分前のザックスカーブでオーバーテイクに成功。優勝を飾った。
「なんとか36号車の後ろにぴたりとくっつきギリギリまで追いつめて、プレッシャーを掛け続けた。ストレートでのスピードは絶対にポルシェには敵わないから、コーナーで攻められるように集中した」とシュワガー。
続くレース2ではわずかに表彰台に届かず4位でチェッカーを受けたシュワガー組は、シリーズランキング5位でシーズンを終えることに。今季のタイトルはセバスチャン・アッシュ/マキシミリアン・ゲッツ組5号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が獲得し、賞金25000ユーロ(約250万円)が授与された。
ADAC GTマスターズの今季最終戦ということもあり、多くの観客が訪れたホッケンハイムリンク。最終戦のスペシャルカラーとして、カーボン地にDTM同様『I'M〜』のカラーリングが施されたシューベルトには元BMW モータースポーツ代表のマリオ・タイセン氏もプライベートで激励に訪れるなど賑わいをみせ、日曜日のレース後はアフターシーズンパーティがADACのVIPラウンジや、各チームのホスピタリティで盛大に行われた。
ADAC GTマスターズは50台のGT3カーのエントリーを集める人気シリーズで、FIA-GT3のBOP(性能調整)からは離れ、ADAC独自のBOPが施されている。
