アメリカン・ル・マン・シリーズ第3戦ラグナセカは12日決勝レースが行われ、マッスルミルク・ピケット・レーシングのルーカス・ルーア/クラウス・グラフ組HPD ARX-03a・ホンダが優勝を飾った。
今回もLMP1クラスはマッスルミルクのHPDと、ダイソン・レーシングが走らせるローラ・マツダの2台のエントリーとなったALMSラグナセカ。予選でポールポジションを奪ったマッスルミルクがスタートを引っ張るが、直後にダイソンのローラが逆転していく。
しかし、ローラをドライブしていたクリス・ダイソンがミス。マッスルミルクをドライブしていたクラウス・グラフがリードを奪う。一方でローラ・マツダはデブリによるマシンの破損、さらにLMP2クラスのマシンをパスするのに苦労するなど、大きく後退してしまった。
これでマッスルミルクのHPD ARX-03aが優勝。総合2位には、LMP2クラスを制したレベル5モータースポーツのスコット・タッカー/ルイス・ディアス/フランク・モンタニー組HPD ARX-03bが入り、HPD・ホンダが総合ワンツーを飾ることに。総合3位はLMPCクラス優勝のコア・オートスポーツのFLM-09となった。
12台がエントリーした混戦のGTクラスは、オリバー・ギャビン/トミー・ミルナー組4号車シボレー・コルベットが優勝。2位は3号車コルベットが入り、コルベット・レーシングがワンツー。レイホール・レターマン・ラニガンのBMW M3 GTが3〜4位に入った。
スーパーGT第2戦富士にもスポット参戦したヨルグ・ベルグマイスターがドライブした45号車ポルシェ997 GT3 RSRはクラス6位となっている。