パトロン・ハイクロフトレーシングは2010ALMSのドライバーとしてマリノ・フランキッティと契約したことを発表した。すでに発表済みのデイビッド・ブラバムとサイモン・ペジナウとともにアキュラARX-01cをドライブすることとなる。

 ダイソン・レーシングをドライブしていたフランキッティだが、この度アキュラをドライブすることになったフランキッティは「チャンピオンチームに加入できる上に、昨シーズンのLMP1最速の選手であり、よい友人でもあるふたりと組むことができるのはスゴイこと。ブラバムとは長年の知り合いで、尊敬をしている男だし、サイモンは彼がALMSを参戦し始めた頃からの仲なんだ」と語っている。

「何がうれしいかと言うと、自分がセブリング、ラグナ・セカ、プチ・ル・マンの長いレースを担当するだけでなく、すべてのレースにも出席することなんだ。
 自分の役割は、チームのミーティングのすべてに参加し、学ぶことと、反対に自分の経験をマシンの開発に役立てることになるだろう。また、タイトル防衛の準備のためにテストとして多くの距離を予定しているから、退屈するようなことはないだろう」

 チーム代表のダンカン・デイトンも、昨シーズン兄であるダリオ・フランキッティが務めていた役割をマリノが引き継いだことを喜んでいる。ダリオはIRLの活動のため、今季はチームに加入できないことになっていた。

「プチ・ル・マンとIRLの日程が重なってしまったために、新しいサードドライバーを探す必要があったが、兄弟がその役割を務めてもらうことはラッキーだった。しかし、フランキッティだから採用したというわけではない。ここ数年の活躍を見て、彼がフリーになるや否や、飛びついたというわけだ。
 彼とは長いこと友人で、彼もこのスポーツに対する情熱を持っていた。だからこうしてみんなダンバリーに集まったということだ。
 ブラバムはチームにとって不可欠な役割を務めてきてくれた。我々はこの先もチームの一員としていて欲しいのだが、彼がこの先10年とか長い期間、ドライバーとして務めることが難しいと感じるときも出てくるだろう。サイモンやマリノがドライバーを務めることは我々の将来のために重要となるのだ。タイトル防衛を目指した2010シーズンの幕開けが待ち遠しい」

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