プレスインフォメーション
2012年8月06日

アメリカン・ル・マン・シリーズ第6戦、レキシントン

イェルク・ベルクマイスターが僅差で2位フィニッシュ

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバーであるイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ロング(米国)が911GT3 RSRで参戦するアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)第6戦レキシントン(ミッドオハイオ・スポーツカーコース)において、何度もトップが入れ替わる激しい闘いの末、2位でフィニッシュいたしました。

 フライングリザードモータースポーツのポルシェ911 GT3 RSRをドライブしたこのコンビは、激戦のGTクラスで勝利を目指してフィニッシュラインまでバトルを展開しました。しかし、世界最速のスポーツカーが競うALMS第6戦の勝利は、わずか0.283秒差でベルクマイスター/ロング組から逃げていきました。

 これまでのレース同様、米国オハイオ州にある1周3.621 kmの伝統のサーキットで開催された第6戦においても、GTクラスは激戦となりました。予選での力強い走りの結果、パトリック・ロングが3番グリッドを獲得し、スタート直後には1台を抜き去りました。ブレーキングミスによりレースをリードするライバルがコースアウトした瞬間、ロングはトップに出るチャンスを逃しませんでした。コース沿いの芝生のバンクに座った観衆は、激しい順位争いが繰り広げられ、上位が入れ替わるスリリングなレースを満喫しました。レース終了1時間前にパトリック・ロングがカーナンバー45のポルシェをイェルク・ベルクマイスターに託したとき、彼は2位につけていました。ミッドオハイオで2度優勝を果たしているベルクマイスターは、トップとの差を詰めることには成功しますが、オーバーテークには至らずに今シーズン2度目となる表彰台に登りました。

「私達のクルマはセッティングが出ていました。また、作戦も細部まで適確でした」とイェルク・ベルクマイスターが話しています。「私達は、フィニッシュ直前のアタックに備えてタイヤを温存しました。トップを行くコルベットよりわずかに速かったのですが、オーバーテークを試みる距離まで詰めることは出来ませんでした。」パトリック・ロングは、「レース序盤でペースの遅い車両に捕まりましたが、それを抜けてトップに出てからは問題なく首位をキープすることができていました。しかし、セーフティーカーが出たタイミングでライバル達に追いつかれてしまいました」と語っています。

 ファルケンタイヤが投入したポルシェ911 GT3 RSRを駆る昨年の勝者であるポルシェのワークスドライバー、ウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)とブライアン・セラーズ(米国)は、モスポートと同じくわずかに表彰台に届かず4位となっています。それでも、ウォルフ・ヘンツラーは結果に満足な様子で、「普通なら4位では喜びません。しかし、今回は優勝したような気分です。私達のチームは信じられないほどの進歩を遂げています。彼らはすべてを正しくこなしました。ピットストップは完璧で、燃料はフィニッシュするのにぴったりの量で、最後のピットストップでタイヤ交換をしないという判断も的確した。それでも、私達には速さが足りなかったことは、忘れてはなりません。私達には、上位グループのペースについて行けるタイヤが必要です。私はファルケンタイヤがこの課題に取り組んでくれていることを知っています。ですから、シーズンの残りのレースに自信をもって臨むことができます」と語っています。

 ポルシェのワークスドライバー、マルコ・ホルツァー(ドイツ)は、チームオーナーのセズ・ニーマン(米国)からフライングリザードポルシェ2号車を13位で引き継ぎました。そこから彼は激しい追い上げを見せ、7位でチェッカーを受けました。アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)100戦目の節目を迎えたサシャ・マーセン(ドイツ)は、チームメートのブライス・ミラー(米国)とともにポールミラーレーシングのポルシェ911 GT3 RSRで9位に入賞しました。

「今年最高の働きでした」とノースアメリカ ポルシェ モータースポーツのトップであるイェンス・ワルターが話しています。「各チームは車両のセットアップに集中していました。さらに、すべてのタイヤメーカーがチームと緊密に協力し、これがポルシェ911 GT3 RSRのグリップの向上につながりました。私達は、シーズンが終わるまでに残りのレースで勝利する自信があります。また、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)で多くのGTファンの皆さんにこのようにすばらしいモータースポーツをお見せできることをとても嬉しく思っています」。

 ミッドオハイオ戦のGTCクラスでは、スーパーカップ2冠のエロエン・ブリークモラン(オランダ)とアメリカ人チームメートのティム・パパスがポルシェ911 GT3カップで優勝を飾っています。

 アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)の第7戦は、8月18日にウィスコンシン州エルカートレイクのロードアメリカサーキットで開催されます。

レース結果
GTクラス
1. ギャビン/ミルナー組(イギリス/米国)、シボレーコルベット、115周
2. ベルクマイスター/ロング組(ドイツ/米国)、ポルシェ911 GT3 RSR、115周
3. オーバーレン/J. ミュラー組(米国/ドイツ)、BMW E92 M3、114周
4. ヘンツラー/セラーズ組(ドイツ/米国)、ポルシェ911 GT3 RSR、114周
5. ハンド/D. ミュラー組(米国/ドイツ)、BMW E92 M3、114周
6. シャープ/ファン・オーバービーク組(米国/米国)、フェラーリF458イタリア、113周
7. ホルツァー/ニーマン組(ドイツ/米国)、ポルシェ911 GT3 RSR、113周
9. マーセン/ミラー組(ドイツ/米国)、ポルシェ911 GT3 RSR、112周

GTCクラス
1. ブリークモラン/パパス組(オランダ/米国)、ポルシェ911 GT3カップ、108周
2. パンペリー/カーター組(米国/米国)、ポルシェ911 GT3カップ、107周
3. ユイスマン/ファイエタ(オランダ/米国)、ポルシェ911 GT3カップ、107周

ポイントスタンディングス
GTクラス
ドライバー部門
1. オリバー・ギャビン、トミー・ミルナー(シボレー)93ポイント
2. ジョーイ・ハンド、ディルク・ミュラー(BMW)81ポイント
3. ジャン・マグナッセン、アントニオ・ガルシア(シボレー)80ポイント
4. スコット・シャープ、ヨハネス・ファン・オーバービーク(フェラーリ)65ポイント
5. イェルク・ベルクマイスター、パトリック・ロング(ポルシェ)55ポイント
6. ビル・オーバーレン/イェルク・ミュラー(BMW)53ポイント
7. ウォルフ・ヘンツラー、ブライアン・セラーズ(ポルシェ)45ポイント
8. サシャ・マーセン、ブライス・ミラー(ポルシェ)33ポイント
9. セズ・ニーマン(ポルシェ)30ポイント

マニュファクチュアラー部門
1. シボレー、114ポイント
2. BMW、94ポイント
3. ポルシェ、85ポイント
4. フェラーリ、81ポイント

チーム部門
1. コルベットレーシング(シボレー)、114ポイント
2. BMWチームRLL(BMW)、89ポイント
3. エクストリーム・スピード・モータースポーツ(フェラーリ)、67ポイント
4. フライングリザードモータースポーツ(ポルシェ)66ポイント
5. チームファルケンタイヤ(ポルシェ)45ポイント
6. ポールミラーレーシング(ポルシェ)、33ポイント

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