2013年からアジア各国で開催されているアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)は4日、2014年のシリーズカレンダーについて変更を明らかにし、8月10日にスーパーGTと併催が予定されていた第2戦富士を8月31日に、第4戦の開催地をズーハイからブリーラムに移動すると発表した。

 ル・マン24時間やWEC世界耐久選手権と同様のLMP2、GTE規定に加え、GTCクラスを含み開催されているアジアン・ル・マン。ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)、北米のユナイテッド・スポーツカー(USCR)に次ぐアジアでのル・マン規定のレースとして昨年からスタートした。

 初年度については、スーパーGTとも提携。富士ラウンドではスーパーGT300クラスの車両が参加可能となり、SGTのボーナスポイントが与えられた。また、今季については当初スーパーGT第5戦富士との併催となるスケジュールが組まれていた。

 しかしピット数の問題等、SGTとの併催にはさまざまな問題もあった。そんな中、AsLMSは4日カレンダーの変更を発表し、当初8月10日が決勝日だった第2戦富士の日程が31日に変更された。この日程は富士スピードウェイでは当初富士チャンピオンレースシリーズ第3戦が組まれており、AsLMSと富士チャンピオンレースの併催となる。

 また、第4戦の開催地が、中国のズーハイから変更された。新たな開催地は、10月4日〜5日のスーパーGT第7戦が初のビッグイベントとなる、タイのブリーラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキット。ブリーラムにとってAsLMSはSGTに続くビッグイベントになりそうだ。

 最終戦となるセパンのスケジュールは変わっていないが、タイからマレーシアへの移動を考えれば無理なスケジュールではない。今季のAsLMSカレンダーは以下のとおりだ。

アジアン・ル・マン・シリーズ 2014年カレンダー(6/4)
第1戦 7/20  インジェ(韓国)
第2戦 8/30  富士(日本)
第3戦 10/11 上海(中国)
第4戦 11/23 ブリーラム(タイ)
第5戦 12/7  セパン(マレーシア)

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