11日、フランスのポールリカールで、ブランパン耐久シリーズの公式テストがスタートした。23台が参加したが、今季実戦デビューする注目のGT3カーも参加している。
本場ヨーロッパでも最も多くのエントリーを集めるブランパン耐久シリーズは、年々メーカーがセミワークスチームを投入し少しずつレベルも向上している。今季も新たなGT3カーのテスト参戦の場という側面をもっており、盛り上がりをみせることになりそうだ。
そんなシリーズの公式テストが11日、ポールリカールでスタートしたが、多くの新GT3カーが早くもテストに参加した。今季グレッサー・レーシングチームが先行投入するランボルギーニ・ウラカンGT3が登場したほか、先日発表されたばかりの新アウディR8 LMSが純白のボディのままサプライズに近い形で登場した。
また、すでに12月のガルフ12時間に参戦しているマクラーレン650S GT3もフォン・ライアン・レーシングの手により登場し、開発ドライバーに就任したブルーノ・セナもテストに参加。ニッサンGT-RニスモGT3はニッサンGTアカデミー・チームRJNと、MRS GTレーシングから1台ずつが参加した。
そんな中、11日のトップタイムをマークしたのは、ライター・エンジニアリングのランボルギーニ・ガイヤルドLP560-4 R-EX。わずか4周の周回ながら、1分56秒018というタイムをマークした。2番手はケッセル・レーシングの11号車フェラーリ458 GT3。3番手にはオマーン・レーシングチームのアストンマーチンV12バンテージGT3が続き、ニッサンGTアカデミー・チームRJNの23号車GT-Rが1分57秒399で4番手につけた。