BMWモータースポーツは、今季もBMW M3 GT2でアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とインターコンチネンタル・ル・マン・カップに参戦すると発表した。

 2012年からのDTM復帰に向けて、WTCCとスポーツカーのどちらかが中止になるのではないかと言われていたBMWモータースポーツ。残ったのはスポーツカーでの参戦で、アメリカではこれまで同様レイホール-レターマン・ラニガン・レーシング(BMWチームRLL)とのタッグで、ILMCではシュニッツァーがオペレーションを務める。

 ドライバーについては、これまでWTCCで活躍してきたアンディ・プリオール、アウグスト・ファルファス、ヨルグ・ミューラーがシュニッツァーのドライバーとして決定。プリオールとファルファスはセブリングとロードアトランタでBMWチームRLLのサポートに向かい、ディルク・ミューラー、ビル・オーバーレン、ジョーイ・ハンドらのレギュラー組と組むことになる。

 一方、BMWチーム・シュニッツァーはスパ6時間を皮切りにル・マン24時間、イモラ、シルバーストン、そしてアジアラウンドの中国で戦うことになる。

「ILMCは2010年、素晴らしいデビューを果たし、我々は最終戦ズーハイでLM-GT2クラスの勝利を飾ることができた。今季、我々は2台体制を組みLM-GTEプロクラスに参戦することでこの若いシリーズをサポートしたい」とBMWモータースポーツのマリオ・タイセン。

「2010年もコンペティティブなクラスであったが、今季はさらに接戦になるだろう。BMWモータースポーツにとってシーズンハイライトは、当然のことながらル・マン24時間になるが、ILMCが開催される3大陸のファンにとって、興奮するレースになるのは間違いないだろう」

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