BMWモータースポーツは14日、レイホール・レターマン・ラニガン(RLL)とともに2013年もアメリカン・ル・マンシリーズ(ALMS)に参戦することを現在開催中のブリュッセル・モーターショーの会場とウェブ上で発表した。

 今季は4年間に渡りALMSで活躍したM3 GT2に代わり、Z4 GT3をベースとしたGTEモデルのZ4を2台投入するBMW。ドライバーラインアップとしては昨年に引き続き、ベテランのビル・オーバレン、ジョーイ・ハンド、ディルク・ミューラーに加え、ジョーン・エドワーズとマキシム・マルタンの2名のドライバーが新たに加わった。

 ジョーン・エドワーズは、ニューヨーク出身の21歳。2008年にスター・マツダやアトランティック・シリーズで総合優勝を獲得した後、活躍のカテゴリーをGTやグランダムに移した。エドワーズは、2012年からDTMを活動のメインとするハンドがALMSに参戦できないレースで代役を務める。

 マルタンはFIA GT1世界選手権、ADAC GT マスターズではアルピナワークスのB6 GT3をドライブ、そしてブランパン耐久シリーズではZ4 GT3を駆り最終戦までタイトル争いをするなど、昨年大活躍した26歳のベルギー出身のドライバーだ。BMWの新ワークスドライバーとして、すでに昨年12月に契約。BMWモータースポーツのニューフェイスとして今季から最も活躍が期待されるドライバーだ。

 2013年はDTMの開発・テストドライバーも兼ねる予定で、「ワークスドライバーとして今季はDTMのすべてを学べるチャンスを、そしてRLLという素晴らしいチームの一員として、ALMSという新しい挑戦ができることをとてもハッピーに思うよ」とマルタンは期待に胸を膨らませている。

「過去4年間、M3 GTでALMSの数々の輝かしい功績をRLLと共に築き上げてきた。新たなサクセスストーリーを刻むべく、GTEモデルのZ4はそのすべての要素を備えている」と自信をみせるBMWモータースポーツのイエンス・マルカルト代表。

 GTE仕様のZ4はALMSレギュレーションに合わせ、現在ミュンヘンのBMWモータースポーツで急ピッチで車両の製作が行われている。2014年にグランダムとALMSのシリーズ統合が行われる予定であることから、今季はそれに向けての開発テストが目的のシーズンとなるようだ。

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