2016年に向け、F1チームにグランプリで使用するタイヤを選ぶ自由を与えるための策が検討されているが、プランの方向性が定まってきたようだ。

 7月、FIAは2016年に向けてチームがより自由にタイヤコンパウンドを選択できるようにするための案について検討していることを明らかにした。

 最初はチームが完全に自由にコンパウンドを選ぶことができるという案もあったが、安全性の面などから内容が変化してきた。

 最近明らかになった案の内容は、現在はドライタイヤは4種類(スーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハード)だがこれを5種類に増やし、ピレリが1グランプリに3種類をノミネート、そのうち1種類は必ず使用するものとして指定し、残りの2種類からチームがそれぞれ1種類を選ぶというものだ。レースでタイヤを2種類使わなければならない規則は今までと変わらない。

 5つめのコンパウンドはすでにピレリが明らかにしているように“スーパー・スーパーソフト”で、5種類は“1、2、3、4、5”あるいは“A、B、C、D、E”という単純な名称で呼ばれることになりそうだ。

 他にも多数のプランが検討されているが、現時点ではこの案が採用される可能性が最も高いと考えられている。

 スーパー・スーパーソフトを導入する予定であることは、ピレリは以前から認めている。また、ピレリは来年に向けて十分なテストの機会を得たいと要求しており、F1ストラテジーグループはそれを承認し、最終戦アブダブGPの後に2日間テストを行い、1月にはポール・リカールでウエットテストを行うことを決めたといわれている。

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