2010年のF1に新たなポイントシステムが導入される見込みとなっている。来季からは上位10人にポイントを与えるという案が提案されている。

　金曜に行われるFIA世界モータースポーツ評議会で、F1ポイントシステムの変更が承認されるものと見られている。木曜、2009コンコルド協定調印後初のF1委員会会合が行われ、来季、チーム数が13に拡大することを考慮して、トップ10のドライバーにポイントを与えるという案が提案され、合意に至った。

　新システムでは、ウイナーは25点、2位は20点、3位は15点を獲得、4位から10位にはそれぞれ10、8、6、5、3、2、1点が与えられる。現在のシステムでは8位までに10、8、6、5、4、3、2、1点がそれぞれ与えられていた。

　この日のF1委員会会合では委員長であるバーニー・エクレストンが議長を務め、新FIA会長であるジャン・トッドも出席した。F1委員会はF1チーム、プロモーター、サプライヤー、スポンサーの主要利害関係者で構成されている。次回会合は3月10日バーレーンで行われる予定となっている。