FIA GTのプロモーター、SROは12チームがFIA GT1世界選手権への登録を行ったことを発表。ニッサンは既報の通り、スイス・レーシングとスモーパワーGTが2台ずつエントリーする。
1月15日に2010年FIA GT1のエントリーが締め切られ、SROは登録チームを発表。正式なエントリーリストはFIAから承認の後に確定となる。6メーカーの車両がエントリーされ、12チームが2台体制、合計24台のシリーズとなる模様。
フォードGTは09年同様、マテック・コンペティションとマルクVDSレーシングが走らせる。ニッサン陣営はスイス・レーシングと、ギガウェーブに代わり登場となったスモーパワーGTの2チームがGT-Rを投入する。そしてライターエンジニアリングとミュンニッヒモータースポーツの2チームがランボルギーニ・ムルシエラゴでエントリー。
ディフェンディングチャンピオンのヴィータフォンはマセラティMC12を引き続いて使用。トリプルHチームヘーゲルスポーツもMC12で参戦する。そしてヘキシスAMRとヤングドライバーズAMRはアストンマーチンDBR9を投入。
コルベット勢からはセレスラフ・レーシングチームとDKRが組んでマドクロックレーシングとしてC6.Rで参戦。また、フェニックスレーシングとカースポート・ホーランドのジョイントチームもC6.Rを走らせる。
SROのチーフ、ステファン・ラテルは「始まりからこれだけ大きなシリーズとなり、夢がかないました。GT2ヨーロッパシリーズのエントリーも同様な成功を収めるため、現在、集中して活動を行っています」と12チーム24台の参加に喜んでいる。
