FIA GT1世界選手権に参戦するヘクシスAMRチームは、アンドレア・ピッチーニが加入したことを発表。また、同様にアストンマーチンDB9を使用するヤングドライバーAMRは、トーマス・エンゲの残留を発表した。
ヘクシスAMRに加入することとなったピッチーニは32歳のイタリア人ドライバーで、ここ2年間はレーシングボックスからローラを駆りLMP2マシンをドライブしていたほか、フェニックス・レーシングからFIA GT1でコルベットをドライブするなど、GTカテゴリーで豊富な経験を持つ。
チームはまた、残りの3人のドライバーラインナップとしてクリビオ・ピッチオーネの残留を決め、ピッチオーネのパートナーとしてオランダF3に参戦していたスティフ・デュッセルドルフを氏名。また、ピッチーニとはFIA GT3王者のクリスチャン・ホフネイデルが決定したと明らかにした。
チームマネージャーのフィリップ・デュマは「シーズン前のこんなに早い時期にドライバーラインナップを決定できて誇りに思うよ。チームスピリットに合っていると思うし、将来のタイトルも狙えるはずだ」と自信を見せる。
アストンマーチンDB9を使用する一方のヤングドライバーAMRは、昨年タイトルを争ったコンビ7号車コンビのうち、トーマス・エンゲの残留を発表した。
「チームも僕も、目標は来るシーズンにおいてタイトルを獲得することだけだ」とエンゲ。「でも去年はいくつかのトラブルで、その目標は絶たれてしまった。最も重要なことは、常に良いリザルトを残し、どんなところでもポイントを獲得することだろうね」
エンゲはチームメイトについて「誰がチームメイトになるかは知らない」としつつも、「誰がなってもドアは開いているよ」とコメントしている。
