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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.10.24 00:00
更新日: 2018.02.16 19:33

GAINER、初参戦のWECはクラス3位に


2013 FIA世界耐久選手権 第6戦 富士6時間耐久レース
初参戦にして3位表彰台獲得!

DRIVER:KATSUYUKI HIRANAKA/BJORN WIRDHEIM/MASAYUKI UEDA
練習日入場者数:5.300人
予選日入場者数:12.000人
決勝日入場者数:23.700人

2013年10月18日(FRI)Free Practice 1
11:00~12:30 Wether:Cloudy Rode:Dry

 今回GAINER Internationalとして、久しぶりに世界の舞台に戻ってきた。Le MANS24時間、ASIAN Le MANSに参戦経験はあるが、WEC(FIA World Endurance Championship)は今回が初めて。これからは国内に留まらず、世界戦に本格的に挑戦していくための足がかりとして急遽参戦を決めた。

 イギリスの古豪チームGreaves Motorsportとのジョイントにより、マシンはZytek Z11SN- Nissan。LMP2クラスから参戦することになる(LMP2クラスに参戦するには、必ず1人のジェントルマンドライバー(ドライバーグレードシルバーもしくはブロンズ)の乗車が義務づけられている)。

 参戦が決定してからあっという間にWEC初参戦の日がやってきた。平中克幸、植田正幸共にWECは初参戦で、尚かつLMP2クラスのマシンに乗るのも今回が初めて。Bjorn WIRDHEIMは前々回のブラジル.サンパウロで行われた6時間でも同じマシンをドライブしていた。

 まずはWIRDHEIMがマシンチェックと、セットの確認を行う。SUPER-GTと違うところは、タイヤウォーマーが使用できること。走り出しからタイヤのグリップを感じることが出来る。しかし、今回は思った以上に気温、路面温度共に低く、あっという間にタイヤ温度が下がってしまう。1時間30分の短い時間内に、平中、植田共にマシンに慣れなければならない。

 WIRDHEIMも少ない周回でまず平中と交代。平中のタイムは1分36秒台と初めてドライブするとは思えない。その後植田と交代。植田もジェントルマンドライバーの中で、ほぼトップに近いタイムを計測。ただブレーキングがSLSと違って、きつく踏めないのでその辺りの調整が必要なようだ。その後平中、WIRDHEIMと代わりセッションはクラス5番手で終了した。